#2【なんで「Rocket」なの?】
意外と気づかれないのですが、ロゴの下にサブタイトルがあります。
「Endless Summer Magazine」
そうです。Rocket Baseも雑誌「Rocket」も夏がテーマの会社で、雑誌なのです!
小学生くらいの頃って、夏休みが楽しみで仕方なかったんです。でもだんだん宿題やら受験やらでワクワク感はなくなり、大人になれば夏休みはあっても1週間くらいになって…。下手すりゃうだうだ寝てたら終わっちゃいます。
そんな中、起業準備中に神田の珈琲店で新しい雑誌のコンセプトを考えている時、多くの人の共感を得られるものって休暇だよね、と思い至ったわけです。で、夏休み。
あの夏休み前の期待感や、夏休み中のワクワク感、夏が終わる頃の寂し、切なさみたいなものを読んでいる間だけでも体感できるような雑誌にしよう、と決めたのです。
ではなぜRocketなのか。これは、よく聞かれます。
Rocket=ロケットには果てしない未知の宇宙へ飛んでいくというロマンがあります。そしてロケットといえばやっぱり夏なんです。青空を突き抜けて飛んでいくイメージなんです。
編集部のスタッフが皆、川端裕人さんの小説「夏のロケット」が好きで、それが共通意識として頭に浮かんでいたこともあります。(これはのちに奇跡的に川端さんに気づいていただくことになり、とても驚きました)
雑誌「Rocket」は夢を乗せて、大きな世界へ連れて行ってくれる乗り物でありたいのです。
それらが今の誌面のコンセプトにつながってきます。
これから活躍する人たち、ブレイク寸前の人たちに取材しよう! 夏休みの自由研究をもう一度楽しもう! 写真は1年中夏の写真を載せよう!と言ったものです。
完成形には程遠いですが、少しずつ手応えは感じているところです。本当にご登場いただいている皆さん、原稿を書いてくれている先生方には感謝しております。
もう一つ、こんな雑誌不況な時に雑誌を軸に起業するのって無謀じゃない?ってことも良く聞かれるのですが、これはまたの機会にご説明しようと思います。
そんな感じで#2は終わります。#3はSummer Rocketについて(予定)